水処理薬品の汎アジア貿易株式会社

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ピロリドン

ポリビニルピロリドン(ポリマー)、2-ピロリドン(モノマー)、N-ビニルピロリドン(モノマー)を取り扱っております。ISO9001取得工場よりお客様の希望に応じて柔軟に商品供給いたしますので、何なりとご相談ください。

N-ビニルピロリドン(NVP)

 

NVPの特徴

  • 親水性モノマー
  • UV照射により反応(反応性溶剤)
  • コポリマーなど共重合体に利用
  • CAS No.88-12-0
  • 化審法 (5)-114
  • 危険物第4類 第3石油類水溶性液体

規格

外観 無色透明
色相APHA <60
純度 >99%
比重(g/mL) 1.03-1.04
水分 <0.2%

梱包単位

200kg/ドラム


2-ピロリドン

2-ピロリドンの特徴

  • インクジェット用インクの湿潤剤として
  • アクリル樹脂の可塑剤として
  • CAS No.616-45-5
  • 化審法 (5)-112
  • 危険物第4類 第3石油類 水溶性液体

規格

外観 無色透明~淡黄色液体
色相APHA <60
純度 >99.5%
比重(g/mL) 1.03-1.04
水分 <0.2%

ポリビニルピロリドン(PVP)

PVPの特徴

PVPは非イオン性の水溶性ポリマーで、以下のような特殊な特性を有しております。

  • 直鎖の非イオンポリマー
  • 高い極性/プロトン受容体
  • 両親媒性
  • 様々な樹脂や電解質との相溶性
  • 水や極性溶剤に可溶、エステル、エーテル、ケトンや炭化水素には不溶
  • 様々な基材に接着し、光沢のある酸素透過性の透明な塗膜を形成
  • 吸湿性
  • 接着性及び凝集性
  • 架橋性
  • 生理的に不活性
  • CAS No. 9003-39-8
  • 化審法 (6)-1048

PVPの規格・物性

商品名 外観 K値 Mw範囲 粒度(μm) Tg(℃)
PVP K-15 黄白色粉 12.8-17.3 3,000-10,000 <30 132
PVP K-17 黄白色粉 15.3-18.4 7,000-11,000 <30 140
PVP K-25 黄白色粉 22.5-27.0 28,000-34,000 <50 153
PVP K-30 黄白色粉 27.0-33.0 44,000-54,000 <50 164
PVP K-90 黄白色粉 81.0-97.2 1,000,000-1,500,000 <300 174
PVP/VA 64 黄白色粉 27.0-33.0 45,000-70,000 <50 106
PVPP XL 黄白色粉 40-120
PVPP XL-10 黄白色粉 20-40
PVPP SL 黄白色粉 <20

梱包単位

60L or 40L プラスチックドラム(Net 重量 25kg)

 PVPの工業応用例

PVPは様々な産業分野で幅広く利用されています。それはPVPのユニークな物理的、化学的特性によるものですが、その中でも水や多くの有機溶剤に可溶で化学的安定性に優れ、疎水性物質とも親水性物質とも錯体を形成し、毒性もないといった性質が特に理由となっているようです。以下述べられる分野では製品にPVPを使用することの利点を述べた論文が数多く発表されています。

活用分野

PVPのメリット

水および廃棄物処隠衛生分野

スケール(垢)限害剤、水搬送システムにおける腐食防止、逆浸透メンブレンや魚卵養殖池の水処理におけるスケール阻害や詰まり防止

排水からのオイルや染料の除去およびオイル流出の除去におけるオイルボール形成剤として

排水処理における凝集剤

製紙における排水清澄剤

毒性ガスの中和脱臭剤及び刺激緩和剤、またエアコンフィルターに

 

コーティング/インク

ボールペンのインク

エマルジョン

コーティング

印刷インクの保護コロイドおよびレベリング剤

顔料分散剤

商業アート用水彩絵の具

仮保護コーティング

ペーパーコーティング

ワックス及び光沢剤

接着剤

感圧および再湿潤タイブ

食品パッケージング(食品とは間接的接触)

金属接着剤

研磨材

サンドコア結合剤

ゴムー金属接着剤

 

 

 

水分中の望ましくない水生成物と反応し錯化およびゲル化

 

 

 

 

 

 

 

インクの懸濁剤、フロ一促進剤。

非チキソ性

光沢、着色力の改善、さらに均一なシエード

アンチブロック剤

耐油性

 

 

 

 

 

 

ガラス、金属プラスチックへの接着性。高い初期タック、強度、硬さを与える。

ホットメルトおよび再湿潤接着用途に最適

耐油塗膜を形成

塗膜は水や有機溶剤から形成可能

樹脂系の接着剤の粘度を調整

低温での流動性を上げる

熱可塑性の軟化温度を上げる

用の光沢や印刷能力、油分抵抗を改善

スキンケア製品の塗膜形成および義歯の接着効果の強化

活用分野

PVPのメリット

HI&I

染料移行防止剤

液体・粉末ランドリー製品

洗剤バー

洗剤力プセル化剤

ソープシート

水なしハンドクリーナー

工業殺菌剤

自動クリー二ング溶液

グリース洗浄剤

染み抜き剤

バプルバスの泡安定剤

合成繊維および樹脂処理繊維の汚れ防止剤

タブレット製品の結合剤

セラミックス

クレー、陶磁器、磁器れんが製品など高温焼成物の結合剤

セラミック媒体スラリーの分散剤

粘度調整剤

電気分野への応用

砂蓄電池

プリント回路

TVブラウン管

バッテリーの金属塩またはアマルガムの結合剤

金、ニッケル、銅、亜鉛メッキ

各種のシックナーおよびバッテリーの漏れを防ぐ接着剤として

力ドミウム型電極のエキスパンダとして機能

焼結ニッケルーパウダープレートの結合剤

ガラスおよびグラスファイバー

結合剤、潤滑剤、コーティング剤

 

透明液やヘビーデューティー洗剤において相容性あり。

洗濯中の色落ち捕集剤

繊維の軟化作用および洗剤の保存安定性を改善

泡の安定

刺激を抑制

酵素のコーティングや結合に用いられ酵素のダスティング(粉塵)抑制剤

 

 

 

 

 

 

 

 

焼成プロセス中、結合剤は完全燃焼性のため、セラミックの最終商品に影響を与えない。また無機物質とも相容性あり。

 

 

ミクロ細孔塗膜タイプの電極セパレーターにおける親水性材料。

TVブうウン管におげるシャドウマスク用、および光感材料の保護

金ニッケル鋼亜鉛メッキ浴および陰極線管(CRT)などの集熱伝達液の相容性分散剤

 

 

 

 

製造プロセスを促進し、ガラスの摩滅防止を助ける

 

 

 

活用分野

PVPのメリット

リトグラフとフォトグラフ

フォイル・エマルジョン

工ッジコーティング

印刷板保存

リトグラフ板のゴム着け

湿し水

写真製版及びレーザーでの画像形成

マイクロカプセル化

熱記録

平板プレートのキャリヤー、フィニッシャー

熱転写記録リボンおよび光学記録ディスク

 

 

ファイバーおよび織物

合成繊維

染色と印捌

難着色物の着色

染料除去および分散剤

抜染

つや消し

サイジングとフィニッシング

耐グリース性助剤

再防汚防止剤騒染料分散剤として広く用いられ:二酸化チタンを分散

 

 

 

 

メンブレン

マクロ細孔多細孔脱塩、ガス分離、液体限外ろ過

血液透析、選択的透過性など各種の機能性メンブレン

 

冶金

鉄および非鉄金属の加工

水性焼入油

銅、ニッケル、亜鉛、アルミニウムなど金属表面保護コーティング成分

 

 

 

ジアゾ、ジクロメート、シルバーなどのエマルジョン層の、光硬化性水溶性コロイド

金属メッキのディープエッチング防止

均一な粘度、温度安定性を提供

非チキソ性、くもりとり

非像部分で乾板にしっかり接着。

耐油性、水受容性。

インク成分に対し化学的に不活性。

光吸収染料や静伝電防止剤の結合剤接着力を改善。

被覆力密度とコントラストを高める、写真の現像速度の改善

 

 

 

グラフトモノマーのバックボーン。

ボリオレフィン、ビスコース、ゴム・ラテックス、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレートなど疎水性ファイバーの染料受容性を改善

色あせ織物の色相復元

ウールの転写における染料固定改良剤および染料展色剤(ビヒクル)

熱融溶性接着剤、織物仕上ばおよび各種繊維用印刷液のシックナー

プリント洗濯時の染料の除去剤

染料の可溶化剤

 

 

 

 

 優れた相容性と架橋性

広範囲な種類の化合物との錯体化能力

強い極性と親水性が選択的材料分離特性を改善

 

 

焼入油浴槽の腐食防止剤

金属の冷間成形を容易にするコーティング

鋳型やコアの結合剤

シックナー、粘度調整剤、接着改農剤水溶性フラックス

 

 

 

製紙

無機ペーパ、セルロースペーパー、再生紙加工

着色および洗浪工程

コピー用紙印刷用紙電気絶縁用紙

用紙接着剤

 

 

 

 

 

 

重合

アクリル・モノマー

不飽和ポリエステル

PVCなどオレフィン類

スチレン・ビーズ

グラフト重合

アクリルのマトリクス重合

 

 

 

オイル/ガス

オイル産業で用いられるセメントの添加剤

粘度調整剤

強度と安定性の改善。

すぺり防止

光沢結合、吸収性、白色化、つやの改善

染色・脱色工程での染料の可溶化剤

ファイバーや顔料の分散剤

ピッチの沈着防止を助ける

変性樹脂との錯体化剤

無機フレークやファイバーの結合剤

 

 

 

エマルジョン・ポリマーの粒径調整剤、懸濁剤、粘度調整剤として作用。重合製品においては強度、透明度、着色性を改善。

ラテックスの染色能力と安定性を高めるための後添加剤

顔料分散剤

 

 

 

 

 

セメントの凝結遅延剤で、液体の流動損失を抑え、坑井ケーシングのシーラト特性を改善。

沼採掘の粘度調整剤として利用

物理的特性

PVPは安全

PVPが発明されてはや半世紀。この間、動物やヒトにおける実に広範囲な毒性学データが展開されてきました。現在使用されている医薬品添加物や食品添加物に関し得られる毒性学的情報で、おそらくこれほどまとまったものはないでしょう。

データは、個々の調査者や許可機構が到達した結論すなわちPVPが安全であることを裏付けています。

この優れた安全特性に寄与しているのは、以下のような要素です:

生理学的作用/そのユニークな化学的性質から、PVPは浸透作用の発揮を別にすれば生物学的に不活性であると考えられます。動物やヒトに関する夥しい研究は、このポリマーの代謝不活性を裏付けています。PVPはだからこそ安全だといえるのです。

吸収/              胃腸管からのPVPの吸収は非常に限られており、主として液相でのピノサイトーシス(飲細胞作用)によって進行します。

代謝/              PVPは代謝しません。

薬理学作用/    通常の使用ではPVPによって物理的作用が変化することはありません。

具体的には

急性毒性/げっ歯類犬霊長類における調査ではPVPは非常に低い急性毒性をもつ物質であることを示していますPVPを投与して動物を殺すことは、全身の浸透不均衡以外不可能です。そうなると、PVR、LD50の経口摂取なら100g/kgを超え、静脈内あるいは腹腔内なら10g/kg以上になると報告されています。

亜慢性毒性/げっ歯類や犬における反復経口摂取の調査では、大量投与の場合の軟便一これはPVPの膨張的瀉下作用に関連するものですが一以外、臨床化学、血液学、組織病理学などによって判断される毒性の証拠はまったくありません。げっ歯類や犬の亜慢性調査において「副作用なし」とされるレベル(NOEL)は、5g/kg/日以上です。

慢性毒性/PVK K-25とPVK K-90を用い、食餌にそれぞれ10%と5%という高い投与量を2年間にわたって続けた調査では、臨床化学、血液学、尿分析、組織病理学などの観点からみて物質関連の毒性の証拠はまったく見あたりませんでした。どの器官でもPVPの発ガン作用や蓄積の証拠はありまぜん。また2年間にわたる調査でも累積障害を示す証拠はありませんでした。

催奇形性/ラットおよび/またはラビットにおいてPVPを経口、静脈腹腔から与えた催奇形性試験では、胚胎児性や催奇形性の証拠は示されませんでした。

変異原性/in vltro(生体外)およびin vivo(生体内)の変異原性試験では、PVPにはいかなる遺伝子毒性も染色体異常誘発性の作用もないことを示しています。

まとめ

動物における大量の毒性学データはPVPの生理学的不活性を裏付けています。PVPの経口摂取における急性亜慢性慢性毒性は極めて低いものです。PVPは感作物質でもなく刺激物質でもありません。ヒトの経口摂取後の有害な副作用の報告もありません。食品添加物に関し現在認められている国連世界保健機構の食品農業機構の共同専門委員会は、食品用途で許容できる1日の摂取量を50mg/kg/日と制定しており、安全面で十分な余裕をもたせています。どのような形でもその経口医薬品用途を制限する理由がないことは明らかです。ブ代替結漿として静脈内に使用してもたとえ極端な大量投与をしても有害副作用の報告はありまぜん。

このようなデータからみて、PVPは通常の工業用途において安全性には問題がないことが証明されたといえましょう。


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