クーリングタワー(冷却塔)が水垢や藻などで詰まってしまう理由を解説します。

そもそも、クーリングタワーとは、水を蒸発させることで気化熱を利用し水温下げ、再び冷却水として利用する空調設備です。

クーリングタワーが汚れる原因は、水を循環・蒸発させる過程において、水分中に含まれるカルシウム等が蒸発せずに残留し、徐々に濃縮され、次第に溶けきれなくなったものがクーリングタワーの設備表面に付着し、スケールとして堆積していくためです。この堆積したスケールは熱交換器のチューブ詰まりを引き起こしたり、上部水槽を詰まらせたりと様々な障害をもたらします。

また、水の循環が滞留する事で、雑菌・バイオフィルム・スライム・藻・レジオネラ菌等が発生し、衛生管理に支障が生じる事もあります。
クーリングタワーは屋上など日当たりの良いところに設置されることが多く、発生した藻類は光合成をして増殖しやすくなります。
角型冷却塔
クーリングタワー用水処理薬剤は、上記の詰まる原因となるスケールやスライムを薬剤成分で予防して、健全な運転管理を実現します。
弊社ではスケール・錆・藻やスライムにまとめて効果のある薬剤成分を200gの固形錠剤に練り込んだメンテプロ8031を販売しております。
  • 固形タイプなので、薬注装置などイニシャルコストを掛けずに薬剤管理がスタートできます。
  • (8時間運転のクーリングタワーの場合)効果期間は約1ヵ月。
  • 200gと軽量なので、屋上などに運搬するのも簡単です。
  • 投入に必要なネットとフックが付属しており、なにも準備しなくても始められます。
  • 金属を腐食させるような成分や水質汚濁防止法で規制されている成分などは使用していないので、安心してご使用いただけます。
  • レジオネラ菌に効果のある成分も配合しております。

詳しくはメンテプロ8031の商品ページをご参照ください。

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